Who helps with Mr. Tanaka’s class this year?に対して、なぜ、Mr,Jim Brown doesのように、【does】で答えるのでしょうか？
DoやDoesで始まる文に対して、答える時に、DoやDoesで答えるのはわかるのですが…

Whoで始まる疑問文は、全てDoかDoesで答えると言う解釈でいいのでしょうか？（ ; ; ）

Question

Who helps with Mr. Tanaka’s class this year?に対して、なぜ、Mr,Jim Brown doesのように、【does】で答えるのでしょうか？
DoやDoesで始まる文に対して、答える時に、DoやDoesで答えるのはわかるのですが…

Whoで始まる疑問文は、全てDoかDoesで答えると言う解釈でいいのでしょうか？（ ;  ; ）

Continuous · Accepted Answer

Who helps with Mr. Tanaka's class this year?が疑問文でしたら、

Mr. Jim Brown helps with Mr. Tanaka's class this yearが正式な答えになります。ただし、そのままだと長いですよね。それを短くするためには、まず重複した部分を消すといいと思われるので、試しにそうしてみましょう。

Mr. Jim Brown helps

しかし、それを聞くと、逆にhelpsの後ろに「with ...」という部分が続くような予想ができてしまうので、物足りなくて違和感があります。でも、helpという動詞をいっそ消してしまえば、つまり「Mr. Jim Brown」とだけ答えれば、自然です。それでも、やはり動詞を入れたい場合、どうすればいいかというと、helpsとその後ろ全部を、doに置き換えることです。

Mr. Jim Brown does.

厳密にはdoと置き換えられたのは「help」だけですが、それに関連する全ての部分もdoに吸収されると考えても構いません。つまり「Mr. Jim Brown does」と答えたら物足らないとは思わないわけです。

Continuous · Answer

@RIORIKU そうなのですね！私も日本語を独学で勉強していますから共感します。またご質問などがあったら、ぜひ答えさせていただきたいです！

ちなみにちょうど今思いつきがあったので補足させていただきます。「Whoで始まる疑問文は、全てDoかDoesで答えると言う解釈でいいのでしょうか？」という部分に直接に答えてもいませんし。

前の回答で言ったように、「Mr. Jim Brown does」以外にも「Mr. Jim Brown」と答えるだけでも十分です。なので基本的には、doを使ったのと、動詞なしという２択があります。「Mr. Jim Brown helps with Mr. Tanaka's class this year」全体で答えることも可能ですが、回りくどいので普通は避けると思います。

それでdoの代用（以下、勝手に「do代用」と名付けます）についてもう少し話したいと思います。まず、doはあらゆる動詞に代用できるのかと疑問に思われているかもしれませんね。基本的にはそうですが、思いつく限りでは例外は二つあります。

⑴ be動詞
⑵ 全ての助動詞（例えば、完了形で使われるhave助動詞と、can, may, must, shouldなど）

要注意なのが、beとhaveはどちらも助動詞と普通動詞の使い方があるということです。例えば、

I am sick (「である」に当たる普通動詞のbe)
I am going to the park (goの進行形を作るための助動詞のbe)
I have an apple (所有を表す普通動詞のhave)
I have finished my homework (finishの完了形を作るための助動詞のhave)

のようにですね。それでポイントは、beの場合は、普通動詞も助動詞もdoに置き換えられないですが、haveの場合は、助動詞の場合だけが置き換え不可能で、普通動詞の場合は普通に置き換えられます。つまり、

Q: Who is sick?
A: I am (I do ❌）

Q: Who is going to the park?
A: I am (I do ❌）

Q: Who has an apple?
A: I do (ここだけ置き換え可能。I haveと言っても一応意味は通じるのですが、helpと同じで物足りない感じがします）

Q: Who has finished their homework?
A: I have (I do ❌）

となるわけです。ついでにcan, must, mayなどの例を挙げると、

Q: Who can sing well?
A: He can (He does ❌）

Q: Who may come to the party?
A: They may (They do ❌）

Q: Who must pay for the food?
A: You must  (You do ❌）

それ以外の動詞はすべてdoになります。

Q: Who wants to go?
A: I do (I want ❌）

Q: Who ate the cake?
A: I did (I ate ❌）

Q: Who swims the fastest?
A: He does (He swims ❌）

Q: Who likes movies?
A: Everyone does (Everyone likes ❌）

もちろん、doまで抜いても大丈夫です。ただし、残ったのが代名詞の場合、主格の「I, he, her」などではなく、対格の「Me, him, her」になるので気をつけてください。

Q: Who ate the cake?
A: “Me”(“I” ❌） / “I did” (“I ate” ❌）

Q: Who swims the fastest?
A: “Him” (“He” ❌）/ “He does” (“He swims” ❌）

Q: Who likes movies?
A: “Everyone” / “Everyone does” (“Everyone likes” ❌）

なぜなら、主格の代名詞を使うと、後ろに動詞が来るという期待ができてしまうからです。つまりまた物足りない感じがします。普通の英文では、主語は後ろに動詞が来るので「文頭」の感じが強いのに対し、目的語は動詞の後ろに来て、他の要素がなければそれで文が終わるので、そちらの方が「文末」感が強くて、まだ続くよという期待は生じないわけです。

それから、今のところWho疑問文におけるDo代用の話にしか触れていないですが、実際はそれ以外にもDo代用が往々にしてあります。基本的には、前に言った動詞とそれに支配される目的語(句)、前置詞(句)などを繰り返さないために、doで代用するわけです。例えば、

I play soccer well and he does too. (= I play soccer well and he plays soccer well too.)

のようにです。つまり節が２個以上並んでいて、１節目の述語（節における主語以降の部分）と２節目以降の述語が同じで、主語だけが違う場合、２節目以降の述語全体をdoに置き換えるのです。do代用が許容される場合はたいてい代用した方が自然な気がします。

ちなみにWho疑問文の場合も同じです。

Q: Who [helps him]?
A: She [helps him]

つまり質問の述語と回答の述語が同じで、主語だけが違うので、答えの述語をdoに置き換えるのです。

でも例えば「I like apples and she likes oranges」の場合になると、do代用は不可能です。「like」は重複するのですが、それぞれ目的語が異なるので、述語は同じではないのです。目的語をはっきり伝えないと意味が成立しません。（この文を短縮するなら２回目の動詞だけを抜いて目的語をそれぞれ残して、「I like apples, and she oranges」にすることも可能ですが、「I like apples and she likes oranges」よりは自然かというと、そうでもないと思います。先ほどdo代用の例とは違ってね。）

この辺りで、この回答で覚えておいていただきたい３つのポイントをまとめさせていただきます。

⑴ Who疑問文に対して名詞だけ答えてもいいが、代名詞の場合は対格にしなくてならない。
⑵ be（普通動詞としても助動詞としても）と助動詞はdoに置き換えられない。
⑶ 述語が同じで主語だけが違う節が連続して出る場合、２回目以降の述語をdoに置き換えられる。

それでも、正直に言うと、これを使いこなすのにはたくさんの英文を読む/聞く必要があると思います。この回答を書く時でも、分かりやすくするために削除させていただきましたが、以下のような例文をたくさん出してしまいました。

I play soccer and so does she.

まあ、do代用ですけど、語順が変わったりしています。意味としては「I play soccer and she does too」と同じですが、実は個人的には「I play soccer and so does she」の方が更に自然に聞こえます。これは多分do代用には関係なく、ただ語順の問題なのでしょうが…

それから、この例文だと

I play soccer, she plays tennis, and he does too.

もともとこれを悪い例として紹介するつもりでした。どこが悪いかというと、he does tooのdoは「play soccer」と「play tennis」どちらかが不明だからです。でもよく考えると、語順さえ変えれば、

I play soccer and she plays tennis, as does he.

最後のdoははっきりplay tennisになります。またdo代用以外の要因だと思われますが、よく分からないです。役に立てなくてすみません。

それから、beと助動詞がdoに置き換えられない理由について考察してみたので自分の結論も伝えさせていただきたいですが、すでに相当長くなってしまいましたから、流していただいても構いません。以上の部分さえ読んでいただければ、本当に感謝致します。でも個人的には、ここからの部分まで読むと逆に分かりやすくなるかもしれませんから、身勝手な願いではありますが、読んでいただけたら嬉しいです。

あくまで憶測の域を出ませんが、動詞にはdoと連携しているものと、連携しないものがあると思います。その連携しないものといえば、beと助動詞です。これを分かりやすくするため、基本中の基本である、動詞を否定する時の話をさせていただきます。

beを否定する場合、単にnotを後ろにつけますよね。例えば、

I am sick → I am not sick
She is healthy → She is not healthy

助動詞のhaveの場合も、

I have gone to the park → I have not gone to the park
They have finished their work → They have not finished their work

そしてcan, may, should, must なども、

I can understand him → I cannot understand him (なぜか「can not」が「cannot」になっています）

You must go → You must not go

などですね。つまりbeと助動詞を否定するにはnotを後ろにつけるだけでいいです。で、例えばgoを否定するとどうなるのでしょうか。

He goes to the park → He goes not to the park (?)

これは正しいのでしょうか。実際は可能です。動詞を否定する時、単に後ろにnotをつけるのが元々の原則です。ただ、現代ではbeと助動詞以外、守る動詞はほぼないです。He goes not to the parkは可能だといはいえ、とても古臭くて、古典でしか見られないのです。

ところが、goはdoに「連携」している（私が勝手に考えた用語です）ので、以下の文も可能です。

He does go to the park.

ここでは、Heの動詞をgoからdoに変えました。それからdoがgoの不定詞に接続します。「主語＋動詞＋もう一つの動詞の不定詞」というのはどんなパータンですか？

He can go to the park

He must go to the park

He should go to the park

と同じですよね。つまり、He does go to the parkにおいては、doが助動詞になるわけです。その助動詞を否定するには現代でも、notをつけていいです。それで出てくる結果は、

He does not go to the park

これがおそらく、RIORIKUさんが学んだ形でしょうね。

でも、以下の文は可能なのでしょうか。

I do am sick / I do not am sick

I do can go to the park / I do not can go to the park

不可能ですね。助動詞と助動詞をそう重ねるのが、不可能です。（I must can go to the parkとも言えませんし。）なぜかというと、動詞というのは動作を表す単語ですが、助動詞というのは、その動作の特徴を表す単語です。canは動作ではないです。mustも動作ではないです。ただ、「I can go the park」は「go」という動作が可能、「I must go to the park」は「go」という動作が必要, 「I should go to the park」は「go」という動作が為になる、「I have gone to the park」はgoという動作が完了している、というように、動作の性質や状態を表します。canなど自体は、動作を表しないです。そしてbeは助動詞でなくても（例えばI am sickの場合）、動作を表さないことに変わりはありません。それから、動作の性質を表すものは、動作しか取りません。なのでbeと助動詞は他の助動詞を取らないのです。助動詞のdoも、他の助動詞に接続しないわけです。

そして、今まで話してきた全てのdo代用のdoは、実際助動詞のdoです。加えて、do代用は実はdoの特徴ではなくて、状態を表すbeと助動詞全般の特徴であるわけです。その根拠に、

I play tennis and so does he.

とも言えば、

I am sick and so is he. (am sickがisで代用される）

I have finished my homework and so has he. (have finished my homeworkがhasで代用される）

I can speak Japanese and so can they (can speak Japaneseがcanで代用される）

とも言えるのですよね。そして、疑問の文の場合でも、

Q: Who is sick?
A: I am.

Q: Who can run?
A: He can.

Q: Who helps the teacher?
A: She does.

まったく同じ性質を示しますね。なのでWho疑問文に対する答えの二択も、「主語だけ」と「主語＋be/助動詞」という二択だということです。そしてDo代用は、実際はbe/助動詞代用と言った方が正解ですね。doの特徴よりも、doを含めて助動詞全般の特徴と考えればいいのではないでしょうか。

（ちなみにdoはbeとhaveと同じように、不助動詞の使い方もあります。例えば、

He does good work.

doの後ろに動詞がないので助動詞でないことが分かりますね。そして、それを否定する場合、

He does not do good workとなります。そして以下のような文章もありえます。

He does good work, and so does she. (does good workがdoesで代用される)

ご参考までに。）

これで終わらせていただきます。大変長くなってしまい申し訳ありませんが、少しでも分かりやすくできれば、心より嬉しく思います。

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