「鷹之輔」たかのすけの名前はどういう意味ですか？誰か教えてください！

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＜「鷹」の漢字に込められた想い＞
「たか」。猛禽類の鳥。ワシとの違いは、比較的大きいものをワシ（鷲）、小さいのものをタカという。
勇猛で堂々としていることから、「鷹のように勇敢で、堂々としている子に」といったところがよさそう。
画数が２４画と、名付け漢字では最も多い画数なので、添える漢字は画数の少ないものにしてバランスをとりたい。

＜「鷹」の漢字の熟語など＞
鷹風：「ようふう」。秋風のこと。
鷹揚：「おうよう」。セコセコせず、欲張り争わないこと。
＜「之」の漢字に込められた想い＞
男の子では、ベスト５０に入るほどの人気漢字。漢字の意味は、「行く」「出る」とか、「これ」「この」のような指示代名詞、助詞「の」でもある。
願いとしては、行くの意味から、「道をひたすら邁進する子に」のようなものがよさそう。
また、漢字の由来が「出発点から今にも一歩踏み出そうとしていることを表したもの」であることから、「一歩踏み出す子に」「まず第一段階を実行してみる子に」のような願いにするのもいい。
漢語では、動詞について語調を整えるための語でもあって、強いて読まれないこともあったことから、添える漢字（動詞）につけるだけで、特に意味づけすることなく名付けるのもいい。（例：敦之、照之・・・）
さらに、「の」の助詞としての意味もあるので、名付けでは、「真之介」「龍之介」のように、３文字名前での真ん中の「の」として使われることも多い。
ちなみに、「之」は、ひらがな「し」、カタカナ「シ」の由来字でもある。名付けで使われるのは珍しいが、「し」の音で、特に意味づけすることなく、当て字として使われるケースもときどきある。
＜「助」の漢字に込められた想い＞
人を助け、絆を大切にする子に。社会的弱者への思いやりを、終生失わない子に。
「たすける」には、様々な種類の漢字がある。すけ、と読むのはだいたい「たすける」の意味がある。（例：右、輔、佐、介、丞、佑・・・）それぞれ、仲間と助け合ったり、仕事を助けたり、上の位の人（天子、高貴な人）の補佐をしたり・・・など意味が少しづつ違う。
この「助」は、"純粋に人を助ける"という意味。何（仕事、官職）をたすけるのか、誰（目上の人、仲間うち）をたすけるのか、という指定はない。
つまり、経済が頭打ちとなる社会、格差が広がる社会で、この「助け合う」という言葉は、改めて見直したい言葉でもある。
なお、昔から、「チビ助」「飲み助」など、男性の特徴を表す語としても使われている。男の子への使用がいい。

＜「助」の漢字の熟語など＞
佑助：「ゆうじょ」。助けること。
助長：助けて伸ばす、成長させる。
天助：「てんじょ」。天の助け。
助成：助けて完成させる。